ご挨拶

「瀬間さんは何故、この仕事をしているのですか?」

面談相談の帰り際にいつも聞かれる質問です。

ちょっと気恥ずかしい気持ちがありますから、あまり答えたくないのですが、私はいつもこう答えています。「資金繰りで苦しんでいる人を助けたいからです」

 

資金繰りで悩んでいる経営者様は、「明日どうなるのか分からない」という不安から、夜もろくに眠る事ができない方が非常に多いです。明日が分からない恐怖、これは経験した事がない者にしか分からないでしょう。私は対応策を熟知していますから、どんな状況におかれても焦りもしませんし、恐怖や不安などの感情が湧き出る事は一切ありません。なんとかしようと思えばどうにでもなる事が分かっていますから、怖いという感情がわくことがありません。

でも、何も知らない人が、そんな状況に置かれてしまったらどうでしょう?

何も知らない人からしたら、恐怖以外なにものでもありあません。
手形の不渡りを出しそうで、自殺する人が存在するぐらいですから、この恐怖は筆舌に尽くしがたいものであると思っています。

資金繰りの事で不安になり、眠れないからと、眠くなるまで夜中にテレビを見続け、結局朝まで一睡もできず、寝不足のまま仕事をする経営者を何人も知っています。実際にそんな状況を目の前で見たこともあります。

 

なんとか力になってあげたい

資金繰りに困っている人間が目の前にいて、資金繰りのノウハウを持っている私がそう思うのは、不自然なことでしょうか?経営コンサルタントであれば、こんな状況を目の当たりにしたら「なんとか力になってあげたい」と思うのは、当然の事であると私は思っています。

会社を守るため、社員の生活を守るため、そして自分の家族を守るため、それこそ必死になって頑張っている経営者の力になりたいと考える私は、馬鹿なお人好しだと思いますか?精神異常者だと思いますか?あなたが、私と同じような知識を身につけていれば、あなたもそう思ったに違いありません。

 

確かに、資金繰り難に陥ってしまうという事は、経営に問題があったからこそ、そのような状況に陥ってしまうという事は否定しません。「資金繰りの失敗」「経営者の判断ミス」「経営努力が足りなかった」と、間単に片付けてしまうのはとても簡単な事です。

経営能力が無いから倒産した。一言で言ってしまえばそれまでです。
正直そのように割り切ってしまえば、会社の倒産などありふれた話ですから、それで片付ける事ができると思います。でも、私はそこまで割り切れません。助ける事ができるのであれば、助けてあげたい。そう思っています。

 

助かる望みが存在し、経営者様が「助かる方法があるなら頑張りたい」という思いがあるなら、手助けしてあげたいと考える私は、変態の大馬鹿者でしょうか?ただの偽善者でしょうか?

そんな事はないとあなたは知っているはずです。
きっとあなたもそうしたでしょうから。

 

困っている経営者様の力に少しでもなりたい、
辛いなら誰にも口外しないから一言「辛い」と吐き出して欲しい。
そのような思いを胸に、この仕事に取り組んでいます。

 

人の弱みに付け込んだ商売

こんな話をすると、一見美談のように思われてしまうかもしれません。倒産を回避して、経営者の生活や家族を守る事ができる仕事ですから、社会的にも意義があるように思えます。でも、裏を返せば、人の弱みに付け込んだ商売であるとも言えます。

倒産しそうで困っている人から相談料やコンサルティング料をいただく訳ですから、穿った見方をしてしまえば、人の弱みに付け込んだ商売であると言わざるを得ません。

実際にそのように思っている方も少なからず存在すると思います。

ただ、いくら周りからとやかく言われようと、実際に苦しんでいる人を助ける事ができれば、それはそれでとても社会的に意義のある事ではないか?
自問自答を日々繰り返しながら、一歩づつ前に進んでおります。

まだまだ私の力不足で、やりたい事の1%もできていません。
でも、生き残るために必死の努力をしている中小企業経営者様のお役に立てる、「コンサルティング企業」を目指して、これからも努力を続けて行きたいと思っておりますので、どうぞこれからも変わらぬご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。

 

ダヴィンチパートナーズ合同会社
代表社員 瀬間 隆司
事業再生士補(ATP)

 

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